双極性障害の原因は脳にある?

双極性障害の原因は脳にある?

双極性障害の原因は脳にある?

双極性障害は精神疾患で、病状がひどかったり長引いたりすると、精神障害者手帳が交付されることもあり、心の病気だと思っている人も多いでしょう。

 

しかし、双極性障害は脳の病気だと言えます。

 

ここでは、双極性障害時の脳の状態などについてお話ししていきます。

 

双極性障害の原因は脳にある?

双極性障害は、脳に異常があることが原因で、かかると言われています。

 

実は以前は、心の病気だとされていました。双極性障害の人の脳のどこに原因があるのか見つけることができなかったからです。

 

しかし、今では双極性障害の人の脳の、感情をコントロールする部分が小さくなっているというような証拠もあり、脳の病気だと考えられているのです。

 

双極性障害の原因については、まだまだ明らかになっていない部分が多いのですが、今後の研究で、さらに脳のどういった点に異常があるのかなどが明らかになっていくでしょう。

 

双極性障害と脳

双極性障害が脳の病気なら治らないのでは?と思ってしまうかもしれません。

 

ですが、例えば前述の感情をコントロールする部分が小さくなっているという人では、服薬治療によりその部分が正常化します。

 

双極性障害には、どうやら脳内の分泌物質であるドーパミンが関わっていて、この分泌量が多すぎたり少なすぎたりすることで、躁状態になったりうつ状態になっているようです。

 

この過剰に分泌されたり、分泌がたりなかったりするドーパミンの分泌量を服薬治療によりコントロールすることにより、症状を抑えていきます。

 

治療をしっかりと進めていけば、薬があれば通常の生活を難なくできる程度になったり、薬がなくても、問題がなくなるほどにまで回復していきます。

 

服薬を続けていても、薬の量は最初よりも減るという人がほとんどでしょう。

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