双極性障害の人はわがままか

双極性障害の人はわがままか

双極性障害の人はわがままか

双極性障害に限らず、気分障害のある人はしばしばわがままだと思われがちです。

 

それは、体は健康であるにもかかわらず、外で働けなかったり、元気に動いているかと思えば寝込んだりすることがあるからかもしれません。

 

双極性障害の人は本当にわがままなのでしょうか。

 

双極性障害の人はわがままか

双極性障害は、性格的にわがままだからといってなるわけではありません。

 

ですが、その症状のせいで、わがままだと誤解されがちではあるかもしれません。

 

それは、例えばうつ状態のときは、体の調子が良ければ自分の好きな事はできたりします。しかし、それ以外のことにはやはり興味がわかずに、どうしてもやる気がでないというような症状があります。

 

症状がひどければ、元々好きな事すらできなくなるので、好きな事ならできるのであればやったほうがいいのですが、理解のない周囲から見ると、好きなことしかしないわがままな人とうつってしまうのかもしれません。

 

また、双極性障害では、躁状態という、活発に動けるような時期があるのも、その誤解に拍車をかけているのではないでしょうか。

 

こういう場合も

双極性障害の人が本当にわがままな時というのもあります。

 

それは躁状態のときです。本人は気分が高揚してしまって、自分の好きなようにしているので、それがわがままだとは気づいていません。

 

ですが、周囲から見ると、好き勝手に振る舞う様子がわがままだと見えてしまうでしょう。

 

この場合も、本人は病気の症状のため、通常時のような思考ができなくなってしまっています。

 

ですから、元々の性格がわがままだというわけではありません。

 

双極性障害の症状がおさまってくれば、次第にそういう行動もおさまってきます。双極性障害という病気は、周囲の方々の理解と協力がとても重要なのです。

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