双極性障害と気圧の関係

気圧が急激に変化すると、頭痛がしたり、体調を崩してしまうという人は意外と少なくないでしょう。

それでは、双極性障害にも気圧の変化は何か関わってくることがあるのでしょうか。

ここでは、双極性障害と気圧の関係について考えてみましょう。

普通の人でも、季節の変わり目や気圧の変化で体調を崩してしまうということが、しばしばあります。

ですから、双極性障害の人が気圧が変化した場合に体調を崩してしまっても不思議なことではありません。

むしろ、双極性障害にかかっていると、健常者の人よりに輪をかけて体調を崩しやすいのです。

理由もないのに体がだるいというとき、気圧を調べてみると、低気圧が接近中だったりするでしょう。

こういう場合は、その天気が終わってしまえば、体調不良もおさまります。ですから、過度に心配する必要はありません。

双極性障害の人が、気圧が変化するとき、特に低気圧が接近したときに体調をくずしやすいというのは前述のとおりです。

だからと言って、天気予報を毎日かじりついて見て、低気圧が接近してくると知ったら明日は体調が悪くなるな・・・と過度に反応するのはおすすめできません。

気持ちの上で、体調不良になると思えば、本当になりやすいものだからです。

双極性障害だからといって、気圧が変化する時に必ず頭痛がしたり、体がだるくなるというわけではありません。理由もないのに、体調が悪いときには気圧が関係しているかもしれないという程度のことです。

気圧の変化に備えようと思うのなら、気圧の変動を見て、明日は低気圧が来るから、今日はゆっくり休んで体調不良にならないようにしよう。というような心がけ方をするようにしましょう。