双極性障害の影響で離婚するとき

双極性障害の影響で離婚するとき

双極性障害の影響で離婚するとき

双極性障害は、特に症状がひどいと日常生活に困難なことがたくさんあり、周囲も困ってしまうことが多々あるでしょう。

 

治療には、周囲の協力が不可欠なのですが、一緒に治療を行う上で周囲もどんどん疲弊していき、最終的には離婚を考えると言う夫婦もいるくらいです。

 

ここでは双極性障害と離婚について考えてみましょう。

 

双極性障害と結婚生活

夫婦のどちらかが双極性障害の時、双極性障害でない方は、患者さんをサポートする生活をしなければなりません。

 

病院に一緒に行ったりすることもさることながら、病気について深く理解し、病気のせいで起こる症状に慣れていかなければなりません。

 

患者さんがただ仕事を続けられなくなっただけならまだしも、日常生活でも、躁状態にしてもうつ状態にしても、その症状から困難なことが起こるでしょう。

 

たとえば、躁状態のときにやたらと外で借金や大きい買い物をしてこられると、家計に大きく影響があります。また、うつ状態のときには、症状がひどい人なら、自殺未遂などをしないように見張っておく必要があるなんてこともあるでしょう。

 

双極性障害の影響で離婚を考える

上記のような生活は、双極性障害になった人の行動のほんの一例です。双極性障害の症状はほかにもさまざまなものがありますし、一緒に生活をするとなると、もっともっと色々なことがあるでしょう。

 

一緒に治していこうと決意したとしても、患者さん本人が治療に乗り気ではなかったり、改善する気がないのであれば、徐々に配偶者の方も疲弊していきます。
その結果、離婚を考えるということもあるでしょう。

 

精神疾患を持つ方との離婚は、周囲からの風当たりも強いかもしれません。ですがその周囲は、双極性障害の方と暮らしているわけではありません。ですから離婚を考えるほどまでに精神的に疲れてしまったのであれば、一度別居などをしてみて患者さんから離れるというのもありでしょう。

 

離婚を本当に考えるのは一度離れてみてからでもいいかもしれません。

スポンサーリンク