双極性障害で太る場合とは

双極性障害で太る場合とは

双極性障害で太る場合とは

双極性障害になってしまってから、太ったという経験をする人は少なくありません。そのために、ダイエットに励む人がいたり、太ってしまったことでうつ症状がひどくなってしまうということもあるようです。

 

ここでは、双極性障害の人が太る場合について考えてみましょう。

 

双極性障害で太る理由とは

双極性障害になった人が太る最大の理由は、治療に使われる薬による副作用です。とはいえ、双極性障害に用いられる薬すべてに太るという副作用があるわけではありません。

 

「リチウム」という双極性障害によく用いられる薬の副作用で、太ってしまうと言う人がいるのです。

 

リチウムは躁状態にもうつ状態にも効く薬で、双極性障害を治療するには大変便利なものなのですが、この副作用が嫌で、薬をやめてしまうという人もいるくらいです。

 

しかし、自分の判断で薬をやめてしまうというのは、危険なことですからおすすめできません。

 

副作用で太るのはどうしようもないのか

双極性障害の薬、リチウムの副作用で太ることがあるというのは前述のとおりです。この薬をどうしてもしようしなければならないという場合、太るのはどうしようもないことなのでしょうか。

 

薬の副作用で太ることはありますが、これはリチウム自体に体重を増加させる作用があるというわけではありません。この薬を飲んだら、食欲が増えてしまうということなのです。

 

その結果、食欲を我慢できずに食べてしまって、体重が増えるというメカニズムです。

 

つまり、食欲を感じたときに食べないようにしていれば、太ることはありません。

 

ですから、双極性障害の薬で太るのが嫌なときは、食欲を感じた時の対策が必要なのです。低カロリーで歯ごたえのあるおやつを食べたり、水分でごまかしたり、何か他のことに集中してみたりするというような方法で、食欲を忘れることができるでしょう。

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