双極性障害で落ち着かないとき

双極性障害では、気持ちが落ち着かないというときが、しばしばあるようです。

双極性障害で気分が落ち着かないというときとは、具体的にどういうときなのでしょうか。ここでは、双極性障害の症状として落ち着かないというときについて、掘り下げていきましょう。

双極性障害で気持ちが落ち着かないという症状があるというのは、躁状態の時期であっても、うつ状態の時期であっても考えられることです。

躁状態というのは、気分が高揚し、興奮しやすいため、そもそも気分が落ち着いているという状態ではありません。いつでも色々なことに心を動かされているでしょう。

一方、うつ状態のときはどうかというと、こちらも気持ちが不安定で落ち着きません。特に、不安を感じすぎてなんだかそわそわするということは、よく起こることです。また、緊張を感じすぎて落ち着かないということもあるでしょう。

気分が落ち着かないという症状は、躁状態のときよりもうつ状態のときのほうが、深刻な状態だと言えます。

双極性障害で気分が落ち着かないという症状に悩まされている場合、主治医の先生に相談をしてみましょう。その症状を緩和させるような薬の処方や、対処法のアドバイスなどがもらえる可能性があります。

気分が落ち着かないという症状には、自分で対処をすることもできます。それは、気持ちが落ち着かないときに深呼吸をしてみるということです。その間はなにも考えずに呼吸だけに集中してみましょう。

すぐに完璧に気持ちが落ち着くというわけではありませんが、落ち着かない気分をとりあえず緩和させたいという場合には、この方法を試してみてもいいのではないでしょうか。

気分が落ち着かないという症状が、双極性障害からくるものであれば、双極性障害が改善されることによって徐々に軽くなっていくでしょう。