双極性障害と掃除

双極性障害と掃除

双極性障害と掃除

双極性障害には、躁状態という異常に活動的な時期と、うつ状態という常に気分がふさぎこんでいるような時期があります。

 

特にうつ状態のときには、さまざまなことに意欲を持てなくなるため、今までできていたことが急にできなくなることもあります。

 

では、掃除という行為についてはどうなのでしょうか。ここでは双極性障害と掃除について考えてみましょう。

 

躁状態のときの掃除

躁状態のときというのは、前述のとおり異常に活動的な時期です。元々綺麗好きで掃除が好きだという人は、躁状態になったことをきっかけに、常に掃除をしているような状態になるかもしれません。

 

掃除をするなら、躁状態は悪いものではないと思ってしまうかもしれませんが、「異常なレベルである」ということを忘れてはいけません。掃除のしすぎ自体はあまり問題がなくても、他の部分で異常に活動的なことというのは悪影響をがあることもあります。

 

ですから、掃除ができるという意味では、躁状態のときには困ることはありませんが、掃除が生活のすべてではありませんから、躁状態は良い状態というわけではないのです。

 

うつ状態のときの掃除

うつ状態のときには、様々なことに対して意欲がなくなってしまいます。掃除というのもその1つだと考えられるでしょう。

 

元々掃除をすることに喜びを感じるほど掃除が好きだったという場合なら、掃除という行為自体に癒しを感じるということも考えられますが、ほとんどの人の場合、掃除をすることが億劫になってしまいます。

 

その結果、何日も掃除をせずに、家が汚くなってしまうなんてことも珍しくありません。

 

うつ状態のときに掃除がどうしてもできないという場合は、周囲の人の手を借りることをおすすめします。

スポンサーリンク