双極性障害とドタキャン

双極性障害とドタキャン

双極性障害とドタキャン

双極性障害になると、その症状のために、今まででは考えられないような言動をとってしまうことがあります。

 

躁状態であっても、うつ状態であっても、そういった言動はあります。例えば、ドタキャンという行動がそれに挙げられるでしょう。

 

双極性障害でドタキャンをしてしまうというのはどのような状態なのでしょうか。

 

双極性障害でドタキャンをしてしまうときとは

双極性障害には、躁状態・うつ状態という2つの状態があります。ドタキャンという行動は、特にうつ状態のときにみられるかもしれません。

 

うつ状態のときだと、体調も不安定になります。躁状態のときと比べると、身体症状も多く出てきてしまうため、日常生活を送るのが億劫になってしまうほどです。

 

そんなときにどうしてドタキャンをしてしまうのかというと、約束をしたときには躁状態にあり、元気だったためだったり、うつ状態にあったとしても、比較的症状が落ち着いていたからだと考えられます。しかし、ドタキャンをしたときには、症状が重くなっていて、とても外に出ていけたり、人に会えるような状況ではなかったということです。

 

ドタキャンへの対処法

いくら双極性障害でも、ドタキャンを繰り返すと相手からの信頼を失いますし、相手に迷惑にもなってしまいます。

 

ですから、自分がドタキャンをしがちだと知っているのであれば、あまり長期的な約束はしないことが対処法になるでしょう。何か約束をするなら前日か、当日の朝にするといいでしょう。

 

当日の朝、やれそうだと感じるなら、大体の場合は大丈夫なはずです。なぜなら、うつ状態のときでも、朝が一番調子が悪いという人が大半だからです。

 

長期的な約束は、双極性障害が回復してからするようにしましょう。

スポンサーリンク