【双極性障害の体験談】情緒不安定な自分に苦しめられた

【双極性障害の体験談】情緒不安定な自分に苦しめられた

【双極性障害の体験談】情緒不安定な自分に苦しめられた

プロフィール: A.Iさん、20代女性、自営業、治療期間2年

 

大学を中退してから2年以上何もしないでじっとしていることが多くなってから、どうしちゃったんだろう自分は!と思います。学校に行っているときは「おはよう」と母に挨拶されると、にこっと笑って返すけど、やめてからは「おはよう」と言われても無表情で今にも死んでしまいそうな声の挨拶になってしまいました。

 

朝になると頭に霧がかかっていて、常にうつむき加減で沈んでいます。笑える番組を見ても、少しも面白くはなくだるそうな顔をしています。母はそんな私を心配して、お茶でも飲もうか!と声をかけてくれます。すると、急に悲しくなって泣き出します。何か悲しい事あった?と聞かれても、もう何が何だかわからないのです。

 

そういう沈んだ状態が朝から昼まで続きます。お昼を食べると普通のテンションになり、普通に会話ができます。お昼がちょうどいい精神状態です。ところが、夜になると急にハイテンションになってジャンプしたり、笑ったり、機嫌が良くなってきたかと思うと急に沈んで、私なんか人と比べてどうせ!とか、私は何のために生まれてきたんだろう!と考え始めるとまた暗くなります。そして、希望が見えなくなって泣きたい気持ちになります。

 

大学を辞めて仕事をしていなかった2年間はそんな毎日でした。自分でも努力しました。1人になると症状がひどくなるので、近くに母親にいてもらうようにしました。だけど、仕事をするようになってからはそういう症状がまったくなりました。原因は仕事をしていなかったことで、自分の居場所がないと感じたことにあったみたいです。

 

私がそういう症状を味わって大事だと思ったのがまわりの支えです。温かい言葉をかけてくれると気持ちが軽くなります。私の場合、泣くという事が多くて、泣いたことで気持ちが楽になりました。躁うつ病は情緒不安定なのが特徴です。不安が情緒不安定にさせている可能性は高いです。ひどいようでしたら、精神科でカウンセリングを受けることをおすすめします。誰かに話すとすっきりします。

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