双極性障害になってしまうきっかけ

双極性障害になってしまうきっかけ

双極性障害になってしまうきっかけ

双極性障害になりやすい性格というものがありますが、性格にそういった傾向があるからと言って、必ずしも双極性障害になるというわけではありません。

 

では、双極性障害を発症するきっかけというようなものはあるのでしょうか。

 

ここでは、双極性障害を発症するきっかけがどういうものかということをご説明していきます。

 

双極性障害になるきっかけはあるのか

双極性障害になりやすい性格というものは存在していて、医学的にも提唱されています。

 

ですが、もちろんそういった性格の人が全員双極性障害になるわけではありません。

 

双極性障害の原因については、まだわかっていないため、一概にこれが決定的なきっかけであると言えないのが現状です。

 

ですが、親が双極性障害である場合の遺伝的要素や、生まれ育った環境による要素が関係していると言われています。

 

ただし、どれも「きっかけ」と言えるほど明確なものではなく、こういった要素が複雑に絡み合って、双極性障害になるのではないかと考えられています。

 

ひとつのきっかけは「うつ」

前述のとおり、双極性障害になる「きっかけ」を明言するのは難しいのが現状ですが、最初はうつ病になった人が、その後双極性障害になるというケースがあります。

 

このケースだと、うつ病をきっかけに双極性障害になったように見えるかもしれませんが、実は双極性障害がうつ状態から始まったというだけのことで、最初から双極性障害だったのだと考えられます。

 

ただし、双極性障害の人の多くがうつ状態から始まっています。しかも、重度のうつを急激に発症するのが特徴だったりします。

 

ですから、うつ状態になったことがきっかけで、双極性障害が始まると言ってもいいかもしれません。突如ひどいうつ状態になった場合は、うつ病ではなく双極性障害を疑ってみましょう。

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