双極性障害と下痢の関係

双極性障害のときの症状の出方は人それぞれです。

躁状態のときには身体的な症状がでることは稀ですが、うつ状態のときには、さまざまな体調不良に悩まされる人も多くいます。

そのひとつが下痢の症状です。ここでは、双極性障害と下痢について掘り下げていきましょう。

前述のとおり双極性障害で下痢の症状があるときというのは、多くの場合うつ状態のときが多いでしょう。

双極性障害に限らず、精神的な不調がある人というのは、下痢をしやすいですよね。

双極性障害の症状として下痢があるときは、食あたりなどといったような下痢の原因になるようなことはないのにも関わらず、おなかを壊してしまいます。

常時下痢だという人もいれば、不定期で下痢になるという人もいるでしょう。

症状の程度にも、軽度の人から重症な人までそれぞれです。軽度であれば、下痢の症状については放っておいてもいいかもしれませんが、重症で、常にお腹が痛いという場合には、対処が必要です。

下痢がひどくて、日常生活に支障をきたすという場合には、必ず治療を受けている病院に相談をしてください。あまりにもひどい場合には、今処方されている薬と飲み合わせの良い薬を処方されることがあるでしょう。

処方されている薬の副作用で下痢になっている場合は、処方薬の変更になるかもしれません。

症状が軽度で、下痢については治療の必要がないと思う程度の人でも、やはり下痢を繰り返すと不快ではありますよね。

そういう方は、お腹を冷やさないようにお腹を温めるように心がけたり、緊張状態を緩和するようなことをすると、下痢の症状が和らぐこともあります。

ストレスは一番よくないので、なるべくリラックスできるような状況を作ることで、症状が改善するかもしれません。