双極性障害と芸術

双極性障害と芸術

双極性障害と芸術

精神疾患になってしまう人というのは、しばしば芸術性に秀でていたりします。または、精神疾患にかかることにより、そういった才能が開花するといった事もあるようです。

 

では、双極性障害ではそういうことがあるのでしょうか。

 

ここでは、双極性障害と芸術性について考えてみましょう。

 

双極性障害は芸術性があるのか

すべての双極性障害の人に芸術の才能があるというわけではありません。

 

ですが、芸術家やアーティストというような職業の人には、双極性障害や他の精神疾患で闘病をした、または継続して治療を行っているという人は少なくありません。

 

また、芸術肌だと双極性障害になりやすいのか、双極性障害の人に、芸術の才能があるという人が多いのはどうやら事実のようです。

 

「芸術」といっても、絵画などだけではなく、例えば音楽の才能だったり、執筆の才能だったりと、その範囲は広範囲に及びます。

 

双極性障害だったといわれている芸術家たち

それでは、実際に双極性障害だったと言われている芸術家にはどんな人がいるのでしょうか。

 

超有名どころでいうと、ゴッホやピカソ、ヘミングウェイ、ゲーテ、チャイコフスキーなんかが、双極性障害だっただろうと言われています。

 

また、日本でいうと宮沢賢治や夏目漱石、太宰治などが、双極性障害の疑いがあったと言われています。

 

双極性障害の人たちというのは、躁状態のときに、気分が高揚し活動的になる事で、創造性も高まり、それが作品に反映されるのではないかと言われています。
また、うつ状態のときの苦悩や苦痛も作品の深みの影響しているでしょう。

 

こういった芸術家たちの中に、自殺をしてしまう人が多いのも、双極性障害の症状が影響しているのかもしれません。

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