双極性障害は予防できるのか

双極性障害になると、普通の生活が送れなくなったり、さまざまな身体症状や精神症状に悩まされるということがあります。特に他の精神疾患にかかったことがある方は、双極性障害にもなりやすいかもしれませんから、予防ができるといいですよね。

双極性障害を予防するということはできるのでしょうか。

双極性障害は、かかる前から双極性障害になりそうだとわかるわけではありませんから、双極性障害専用の予防策というのは考えにくいでしょう。

しかし、どんな精神疾患についても効果のある予防法というものがあります。

それは、規則正しい生活を送り、バランスの良い食事をとり、ストレスをためないということです。そういった毎日を送っていると、精神疾患にはなりにくい心と体を作ることができます。なぜなら、自律神経が整い、体のさまざまな機能が正常に動いてくれるからです。

また、双極性障害の原因の1つとしてストレスというものが考えられるため、ストレスを溜めない生活は重要なのです。

ストレスをためないためには、軽い運動と十分な睡眠が必要です。リラックスした入浴というものいいでしょう。また、あまりにもストレスを感じるようなことからは身を離すということも、場合によっては必要かもしれません。

双極性障害は、たとえ回復したとしても、再発しやすいことでも知られています。たとえ、社会復帰できるほどまでに回復したとしても、日常の生活できちんと気をつけるべきことを気をつけていなければ、また再発してしまうということもありえます。

「双極性障害を予防するために」で紹介した方法を参考に、健康的な生活を送りましょう。その上で、医師からストップがかかるまでは、薬の服用も続けるようにしてください。