双極性障害と不倫
双極性障害になると、躁状態にあるときでも、うつ状態であるときでも、それぞれさまざまな症状があらわれます。それは普段の言動に影響するので、今まで我慢できていたことが、我慢できなくなったりするということがあります。
衝動に任せて不倫に走ってしまうという人もいるかもしれません。ここでは、双極性障害と不倫について考えてみましょう。
双極性障害の人が不倫をするときとは
双極性障害の人が、双極性障害になってから不倫をはじめたという場合、それは躁状態の症状のためかもしれません。
躁状態のときには、行動が衝動的になりがちです。元気でなんでも意欲的に取り組めるようになるのですが、快楽行為に走る人も少なくなく、気づいたら不倫をしていたなんてことが起こるのです。
しかし、うつ状態にあると不倫をしないというわけでもありません。不安を打ち消すために、誰かに頼ったり、病気の自分を慰めてくれるような存在が家庭外にいれば、そちらに走ってしまうということもあるのです。
不倫をしたときの対処法
双極性障害の症状が影響して、不倫をしてしまったとは言え、それは確実に家族を傷つけるような行為です。その結果、双極性障害の治療にも協力を得られなくなるということもあるでしょう。
特に躁状態のときには、衝動的になってしまうため、我慢をしようと思う前に不倫をしてしまうかもしれません。
ですが、家族が大事だと思うのであれば、しっかり治療を受け、躁状態についてもうつ状態についても症状が強く出ないように対策を打っておきましょう。
そうすれば、普段ならしないような不倫なら、しないですむでしょう。特に治療に協力的でいてくれる家族は、とても大事なものだということを日頃から意識するようにしてください。
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