双極性障害だと結婚できないのか
結婚できない?
双極性障害である独身の人間にとって、結婚なんて不可能に思えてくるのではないでしょうか?回りに迷惑をかける躁状態で人間関係を破壊してしまったひともいるかもしれません。
うつ状態になればすべての人間関係が疎ましく、自分には価値がないと感じ、誰にも相手にされない気分になってしまいます。薬の副作用で苦しみ、まともに動けないこともある。結婚どころか一般的な生活を送ることさえ不可能。そんな風に感じても無理からぬことです。
結婚していても
すでに結婚をしていて家庭を築いていても、それで良いといきません。双極性障害にかかることによって、夫婦仲にひびが入ったり、親子間で断絶が起きたりします。活動的と無気力な状況を繰り返す言動に、家族に不信感が生まれるからです。躁状態の時に無茶な金遣いをしては一家を破産に導きかねません。離婚や一家離散など珍しい話でもありません。
双極性障害は抑えられる
以上のように双極性障害であることは人間関係に対し非常にハンデを背負った状態といえます。逆にいえば、症状を抑え、コントロールすることができれば普通のひとと同じといえます。薬で抑えることができるようになれば、そう不安がる必要はないのです。
もちろん世の中には偏見を持ったひとがいます。ちゃんとコントロールできるようになったのに、不信の目で見たり、離れていってしまうひともいるでしょう。しかしそんなひとは相手にする必要はないのです。病気であった自分とちゃんと向き合ってくれる相手と巡り合うことが大事なのです。
現実に世の中には双極性障害から立ち直って、社会的にちゃんと生きているひとが大勢います。恋人もいれば結婚をしているひともたくさんいます。病で苦しんでいる時には想像もできないかもしれませんが、出口はちゃんとあるのです。
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