双極性障害と結婚への反対

双極性障害に限らず、精神疾患を患っている人との結婚は、周囲に反対されるということが多いのではないでしょうか。また、自分が双極性障害であるときも、結婚には反対されるかもしれません。

ここでは、双極性障害が理由で結婚を反対されるという場合について考えてみましょう。

まず、相手が双極性障害だという理由で結婚を反対されるというのは、親の目から見ると当然のことかもしれません。誰しも自分の子供には幸せになってほしい、苦労はしてほしくないと思っているでしょう。ですから、何か問題がある人とは、結婚してほしくないのは当たり前のことですよね。

何もわかっていないだとか、世間体を気にしていると反発してしまうかもしれませんが、冷静に考えれば普通のことだとわかるでしょう。

また、自分が双極性障害にかかっているときなら、病状が落ち着いてからでも結婚は遅くないのではないかと反対されるかもしれません。

これも当然のことで、結婚というものにはさまざまな変化が伴いますから、双極性障害の症状が強くでているときには向かない行為なのです。

今双極性障害で治療中だという場合に、結婚を反対されるということについては不自然なことではないというのは前述のとおりです。

しかし、過去に双極性障害で通院をしていたことが原因で、結婚を反対されるという場合はどうでしょうか。

双極性障害には遺伝も関わっているのではないかと言われているため、この心配についても正常な心配です。しかし、病状が落ち着いているのであれば、あとは自分たちの気持ち次第だというところもあります。

できれば家族には結婚に賛成してもらいたいものですが、結婚できる年齢であるということは大人だということですし、最終的に決めるのは当人同士といったところでしょうか。