双極性障害とNPO
双極性障害は、以前はあまり認知されている精神疾患ではありませんでした。ところが、徐々に認知度が広まってきたためか、今では双極性障害を専門的に扱うNPO法人まで存在しています。
ここでは、双極性障害に関するNPOについてご説明していきます。
NPOとは
NPOとは、Nonprofit Organizationの略です。和訳すると、非営利組織ということになります。日本語では、「民間非営利組織」や、「民間非営利団体」などといった言葉で表されます。
非営利というからには、営利目的ではない組織のことなのですが、当然組織を運営するには、そこで働く人の人件費や組織運営のための費用が必要です。
そのため、NPO法人のサービスを利用するという場合は、費用がかかります。費用がかかることで「非営利」ではないと思ってしまうかもしれませんが、そういう理由なのです。
双極性障害についてのNPOノーチラス会について
双極性障害についてのNPO法人には、「ノーチラス会」というものがあります。
JABDという略称で表され、総称は「特定非営利活動法人・日本双極性障害団体連合会」というようです。名称に双極性障害という言葉が出てくるように、双極性障害に関する活動をしている団体です。
具体的には、双極性障害に関する情報の提供や、相談窓口の設置、相互扶助活動や講演会などを行なっているようです。
ノーチラス会はNPOなので、電話相談などのサービスを受けようと思ったら、会員登録が必要になります。それは、年会費という形でおさめるようになっています。
長期的に双極性障害で悩んでいるという人は、こうしたNPOに入会してみるのもいいのではないでしょうか。
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