双極性障害の家族会
双極性障害の治療においては、家族の協力が必要不可欠となります。
とくに同居している場合、家族が理解してくれないことには、なかなか病状はよくならないのです。
家族が双極性障害を理解するための場に「家族会」というものがあります。双極性障害の家族会とはどのようなものなのでしょうか。
双極性障害の家族会
双極性障害の患者さんのご家族は、双極性障害について理解し、躁状態のときやうつ状態のときに患者さんに対してしてはいけないことや、言ってはいけないことを学ぶ必要があります。
しかし、実際には理解しようと思っても、双極性障害について理解を深めたりする機会がないと感じるのではないでしょうか。
そんなときに活用したいのが双極性障害の方の家族会というものです。
これは、双極性障害の家族が集まり、双極性障害についての問題や意見を交換したり、双極性障害に関する話ができるような場です。
いくつかの団体が、こういった家族会を主催していて、会合を定期的に開いているので、双極性障害の患者さんの家族は参加してみてはいかがでしょうか。
他の双極性障害の家族との交流の利点
同じ双極性障害の家族をもつ方々と交流ができると、どのような利点があるのでしょうか。
それはまず、同じ苦労をしている人がたくさんいるんだということを実感できるところにあるでしょう。そう実感することで、悩んでいたり、苦しんでいるのは自分だけではないと思えるようになります。
また、実際に辛いのは患者さん本人だということも再認識できるでしょう。
改めて、双極性障害について学び、対処の仕方も増えてくるという利点もあります。
一人で悩むよりは、誰かと一緒に悩んだ方が解決も早いので、参加できそうな家族会があるなら、参加をすることをおすすめします。
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