双極性障害と生活保護
双極性障害は生活保護を受けられる?
長引く通院や入院などによって、満足に働けず、充分な生活費もままならなくなってしまう場合があります。お金に関してどうにもならなくなった時のために、生活保護に関する知識を持っていましょう。
まず生活保護の受給は双極性障害かどうかは関係がありません。あくまで生活苦のひとのためのものですから病気かどうかは関わりがないものなのです。
どうやったら申請できる?
申請するのは市役所の福祉課。もしくは福祉事務所です。申請は無料です。しかし生活保護の前に受けられる福祉サービスは受けておきましょう。
障害手当金、障害年金、障害者年金、あと自立支援医療に、生活福祉資金(低金利でお金が借りられる)、児童扶養手当金、特別児童扶養手当。また障害者手帳のように生活費を下げることのできるものも利用しましょう。
それらでもどうにもならない場合のみ生活保護は利用できます。
申請時はなにをする?
必要なものは申請と相談なら特にありません。しかし、係員のひとに現在の生活苦の状況を伝えるために、役立つものを持って行くと良いでしょう。
銀行の通帳や給与明細。それに身分証明書の類い。借金がある場合、その額がわかるもの。あと印鑑。
また病気であることを伝えるために、診察券や障害者手帳、障害年金の受給書、場合によっては診断書などがあると良いでしょう。
そうして申請すると、資格があるかどうかの調査がなされます。書類などの提出を求められた時にはちゃんと協力しましょう。調査の時、親戚関係の調査もなされますので心しておいてください。
支給開始日は?
申請から支給まで30日程度で審査が決まります。福祉課などは法律上は14日以内になんらかの返事をしなければならないのですが、実際には30日くらいまで引き伸ばされるようです。
30日たってもなんの返事がない場合、窓口などで再度確認しましょう。
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