双極性障害とセロトニンの関係
セロトニンというのをご存知でしょうか。
セロトニンとは、幸せホルモンとも言われているもので、脳内の分泌物質です。
このセロトニンは、精神疾患にとても良い影響がある一方、これが不足すると、うつ状態などが深刻になったりします。
ここでは、双極性障害とセロトニンについて考えてみましょう。
双極性障害とセロトニン
セロトニンが正常に分泌されていると、人はストレスに強くなります。これはセロトニンが心身の安定をコントロールする役割を担っているからです。
そのため、セロトニンが不足すると、ストレスに弱くなったり、精神疾患におちいってしまうことがあるのです。また、強いストレスを感じると、セロトニンが減少するということもあります。
双極性障害は、一説によるとストレスが原因でセロトニンが欠乏することにより、起こるのではないかと言われています。
セロトニンで双極性障害を改善する
セロトニン不足で双極性障害になることがあるということは、逆にセロトニンを増やせば双極性障害の改善が期待できるということです。
もちろん、病院での治療も必要なことですが、それとあわせてセロトニンを増やすような活動をしてみましょう。相乗効果で双極性障害の症状が落ち着くのが早くなるかもしれません。
セロトニンを増やすには、まず日光を浴びるということが重要になります。これは、セロトニンが日光を浴びることにより生成されるからです。
ですから、夜型の生活をしていて、全く朝日を見ないという人は、生活時間の調整も必要です。
その他、規則正しい生活や適度な運動もセロトニンを作る原料になります。
また、嘘笑いでもいいので、笑うとセロトニンが生成されるそうです。嘘笑いでもいいそうなので、試しに笑顔で1日過ごしてみたり、テレビを見て大げさに笑ってみるのはいかがでしょうか。
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