双極性障害と音楽
音楽にはすごい力があると感じた事はないでしょうか。
ヒーリングミュージックなどが流行った時代もあり、音楽には人の心を癒したり、開放したりする効果があるようです。
「音楽療法」と呼ばれることもあるのですが、双極性障害でも音楽は有効なのでしょうか。
音楽が双極性障害にもたらす効果
音楽を聴くのが苦痛だったり、興味がないという人は、あまり音楽に力を感じないかもしれません。
ですが、どんな人でも聴いていて心が穏やかになったり、楽しい気分になったりというような曲はあるのではないでしょうか。
好みは人それぞれですから、すべての人に同じ曲が効果をもたらすというわけではありません。ですが、双極性障害の人でも、音楽を聴く事で症状が落ち着いたりする事があるでしょう。
好きな曲を聴く事で、音楽に集中ができます。何かに集中しているときは、病気のことを考えて、辛くなったり、生きているのが嫌になったりということがなくなり、心が無のような状態になります。
ですから、そういった音楽に出会えると、双極性障害の症状に悩まされている時間も、心穏やかに過ごせるでしょう。
躁状態のときについても、穏やかな音楽を聴く事で、躁状態の高揚感を抑えることができるかもしれません。
自分の心に効く音楽にめぐり合うこと
確かに音楽には、精神疾患に対して一定の効果があるようです。
しかし、前述のとおり好みは人それぞれなので、同じ曲がすべての人に効くというわけではなく、それぞれが自分のための音楽に巡り合うことが必要になります。
そういった音楽に巡り合うことができれば、ストレスの発散になったり、心穏やかに過ごせるようになるでしょう。
ですから、そんな仕事に巡り合うことができるということは、双極性障害の人にとって幸運です。
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