双極性障害はギフテッドはいるのか
ギフテッドという言葉はご存知でしょうか。これは、英語でGiftedと書くのですが、要するに先天的に何かに高度に秀でた人のことを指します。要はなんらかの分野においての「天才」ということです。
よく発達障害で聞かれる言葉なのですが、双極性障害でも関係があるのでしょうか。ここでは、双極性障害の人がギフテッドと関係があるかどうかを考えてみましょう。
ギフテッドとは
前述のとおりギフテッドとは、いわゆる天才のことです。例えば、誰にも描けないような独特な絵を書いたり、ピアノをプロのピアニストのように弾いたり、数学が極端に得意だったり・・・というような子供のことを指します。
なぜこれが発達障害でよく聞かれる言葉なのかというと、自閉症やアスペルガーなどをお持ちの人の中には、特定の分野において、とんでもない能力を発揮することがあるからです。
それでは、双極性障害にもそういったことが起こり得るのでしょうか。
双極性障害とギフテッド
双極性障害の人に、こういったギフテッドの人がいるかどうかというと、存在はしていますが、発達障害のようによくあることだとは言い難いでしょう。
ただし、発達障害をお持ちの方々は、発達障害による苦しみにより、うつ病などの気分障害になりやすくもあり、双極性障害になってしまうことも珍しくありません。
発達障害の症状は、双極性障害に似ている部分もあり、双極性障害だと思っていたら、発達障害だったということもあるくらいです。
このように、双極性障害とギフテッドに直接の関係はあまりないのですが、双極性障害の人がギフテッドと呼ばれるような能力をお持ちなのであれば、そこを伸ばせば、双極性障害を患っていても、仕事などを得やすいのではないでしょうか。
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