双極性障害(躁うつ病)の有名人・芸能人
人と同じように誕生し、学校に通い、卒業し、社会に出て働きという経歴を辿り、まさか自分が精神障害者になるなんて、誰も予想していなかったことでしょう。双極性障害を発症した誰もがそう思うのではないでしょうか。気がついた頃には、うつ病のような症状が出ており病院にかかったら双極性障害であることがわかったという人もいます。
「精神障害者」というと、少し前までは、精神面が弱い人がなる病気だと認識している人が多く、偏見や差別的な表現が現在よりも多くみられていました。しかし、現在では、自分が病気であることを受け入れ、周囲の人にもそれを告知した上で社会生活を営む人も少なくありません。職場や、学校、友人にもそれを伝えることで、働ける環境を配慮してもらったり、再発予防に協力してもらったりと、サポート体制を整えることで社会生活を営むことができる時代になりました。
双極性障害の芸能人
うつ病は、多くの人が知る病気ですが、双極性障害については、まだまだ世間の認知度の低い病気です。しかし、現在テレビで活躍する芸能人でも、双極性障害を抱えている方もおられます。バラエティー番組等で活躍している遠野なぎこさんは、双極性障害を抱える一人ですが、個人のブログではそのことを明かし、自分の状態についても綴っています。
その他の有名人・著名人
また、画家のゴッホや夏目漱石もこの双極性障害の疑いがあったようです。障害を抱えることは生活のしづらさが生じ、大変なことですが、このような著名人や有名人が同じ悩みを抱えていると思うと希望を持つことができるのではないでしょうか。このような有名人や著名人は、世間の視線を感じ、期待を背負って生きているわけですから、また違う苦労があるのかもしれません。双極性障害と付き合うことは容易なことではありませんが、前向きに生活していくことで道は開けていくと思います。
スポンサーリンク