家族が双極性障害のときの対応の仕方
家族が双極性障害になってしまったとき、どう対応をすれば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。特にこの病気について何も知らなければ、まずはそこを理解することから始まるので、双極性障害の人の家族も、患者さん本人と同様に大変なことがでてきます。
ここでは、家族が双極性障害になってしまったときの対応の仕方を考えてみましょう。
家族が双極性障害になってしまったら
もしも家族が双極性障害になってしまったら、まずやることは病気への理解です。
双極性障害について何も知らないのであれば、その症状や治療方法などについて、深く学ぶ必要がでてきます。
そうすることで、双極性障害の治療がもっと簡単になりますし、患者さんの負担も軽くなるからです。
双極性障害の治療に一人でのぞむことは、精神的にとても困難なことです。
そんなときに支えてくれる家族がいると、患者さんのストレスも緩和できるのではないでしょうか。
特別なことをする必要はなく、ただ理解を示すだけで、十分です。
家族が双極性障害になってしまったときは、本人に寄り添うということを心がけてみましょう。
家族が双極性障害になったときのNG行動
家族が双極性障害になったとき、どうしてもあまり協力的になれないということもあるでしょう。家族の中に精神疾患に否定的な人がいる場合もあるかもしれません。
そういう場合は、双極性障害の症状が悪化するような絡みさえしなければ、深く関わらなくてもいいかもしれません。
では、症状を悪化させるような行動はどんなものかというと、例えば双極性障害を甘えだと本人に向かっていったり、仮病だと言ってしまったりすることです。
双極性障害になった患者さんは、ただでさえそんな自分に自己嫌悪を抱いていることが多く、例えばうつ状態にあるときにそのようなことを言われると、最悪の場合自傷行為や自殺未遂をしてしまうこともあるのです。
理解するに越したことはありませんが、理解ができないという場合は、距離を置いて付き合うということも必要なのかもしれません。
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