双極性障害の親との付き合い方
親が精神疾患に罹っていると、その子供には大きな影響があります。
もう成人してしまって自立している子供ということであれば、サポートができるかもしれませんが、常にそういうパターンばかりではないはずです。
ここでは、双極性障害の親との付き合い方について考えてみましょう。
自分が成人していて親が双極性障害になってしまった場合
自分が成人していて、親が双極性障害になってしまったという場合は、一緒に病気に向き合い、治療を行なっていくことができますよね。
一緒に病院に行ったり、カウンセリングを受けたりして、双極性障害の親との付き合い方を学んでいけるはずです。
たとえ仕事で忙しいといっても、そういった時間をつくることはできるのではないでしょうか。
双極性障害だと孤独に陥りやすいですから、親を孤独にしないということは治療の一環にもなります。
ただ、親が嫌がるということであれば、無理に治療に付き合っていく必要はありません。双極性障害について学んでおくことは重要ですが、症状が改善するまでは遠くから見守るということもできるのではないでしょうか。
未成年の子供の親が双極性障害になってしまった場合
成人していてはたらいているような子供の親が双極性障害になってしまったという場合は、望めば距離を置くこともできますから、影響を受けないようにすることも可能です。
しかし、未成年、特に小・中学生以下の子供の親が双極性障害になってしまった場合というのは、子供のその後の人生に大きく影響してしまいます。
この場合、子供がどうにかするというよりも、双極性障害の親の方が子供との付き合い方を学んでいかなければなりません。
たとえば、躁状態のときには、子供を深く傷つけてしまうことを言ってしまうかもしれません。そういうことが起きないように、本人も周囲も慎重にならなければならないでしょう。
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