双極性障害とパニック障害

双極性障害とパニック障害

双極性障害とパニック障害

パニック障害という言葉を聞いたことはあるでしょう。このパニック障害は、さまざまな精神疾患などと併発しているという人が多いものです。

 

双極性障害も例外ではなく、双極性障害の人がパニック障害でもあるということはそんなに珍しいことではありません。

 

ここでは双極性障害とパニック障害の関係について掘り下げてみましょう。

 

パニック障害とは

パニック障害とは、不安感、緊張がとけた瞬間、会議中、電車に乗っているときなどがきっかけでパニック発作が起こる病気です。

 

発作の症状は、動機や発汗、頻脈、息苦しさ、めまいといったような異常とともに、強い恐怖や不安を感じ、このまま死んでしまうのではないかと思ってしまうといったものです。

 

過呼吸というものをご存知の人が多いかと思いますが、あの過呼吸もパニック障害の症状のひとつです。

 

実際には、パニック発作で死ぬことはなく、危険な病気ではありません。

 

双極性障害とパニック障害

前述のとおり、双極性障害とパニック障害は併発してしまうことが珍しくありません。その場合の双極性障害の症状は、ラピッドサイクルと言って、急速に躁状態とうつ状態が入れ替わってしまうという人が多いようです。

 

双極性障害とパニック障害を併発している場合は、両方とも並行して治療を行うのが一般的です。そのため、薬選びには慎重にならなければなりません。

 

また、パニック障害の人というのは、双極性障害やほかの気分障害になりやすい傾向にあるので、パニック障害を治療中だという人は、治療の過程でパニック障害が悪化してしまわないように注意も必要です。

 

今パニック障害があるという人は、それが双極性障害やうつ病になってしまわないように、周囲も本人も症状の変化には敏感になる必要があるでしょう。

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