双極性障害に運動はいいのか
運動をすることは、心の健康にも良いということは、どなたでも経験上知っていることではないでしょうか。
それでは、双極性障害の人が運動をすることも、病気の改善に効果があるのでしょうか。
ここでは、双極性障害に対する運動の効果について考えてみましょう。
運動をすることの精神的な効果とは
自律神経失調症やうつ症状には、ウォーキングなどの軽い運動がすすめられることがあります。これはなぜかというと、軽い運動をすることはストレスの発散になり、健康的な精神と身体を作るのに効果的だからです。
運動をすると、なんだか心が上向きになったという経験はないでしょうか。
心と身体は密接に繋がっているため、身体を動かすと心も明るくなるということが起きるのです。
また、家でじっと悩んでいるよりは、外にでて身体を動かしたほうが健康的であることは言うまでもありません。
双極性障害での運動
もちろん、適度な運動は双極性障害にも一定の効果を発揮します。
例えば、うつ状態にあるときは、少し気分が良くて起き上がれるような日なら、散歩にでかけて日光を浴びることもうつ症状の改善に役立ちます。
くれぐれも、無理矢理運動をしようとしないようにしましょう。却ってそれがストレスになることがあるからです。
躁状態のときにも、運動は効果的です。高揚した気分を運動で発散することができるからです。しかし、運動をするともっと気分が高揚してしまって、行動がエスカレートするというようなこともありえますから、その点では注意が必要です。
運動が心の健康に良いのは事実ですが、双極性障害と診断されたときには、一度は医師に運動量などについて相談をしておきましょう。場合によっては、運動が向かないこともあるかもしれないからです。
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