双極性障害への理解

双極性障害への理解

双極性障害への理解

双極性障害を改善して行くためには、双極性について正しく理解しなければなりません。それは患者本人だけではなく、周囲にいる家族や親しい友人についても共通して言えることです。

 

ここでは、双極性障害への理解がどれほど重要かということについて考えてみましょう。

 

双極性障害を正しく理解しよう

双極性障害に限らず、精神疾患について正しく理解しているという人はどれくらいいるのでしょうか。当事者でなければ、それほど深く理解する必要はないかもしれません。しかし、自分や家族、親しい友人などが双極性障害だというとき、正しくこの障害について理解ができていなければ、病状を悪化させてしまう恐れもあります。

 

しかも、双極性障害は躁状態とうつ状態という両極端な症状を繰り返してしまう病気です。そこが、双極性障害を正しく理解しづらくしている点でもあるのですが、ここが理解できなければ、間違った判断をしてしまうかもしれません。

 

双極性障害を理解できない場合とは

前述のとおり、双極性障害は、躁とうつという両極端な状態があります。うつ病はよく知られているということと、うつ状態の方が症状がひどい人が多いため、双極性障害は元気なときとうつになるときがあると思ってしまう人もいるでしょう。

 

そのため、躁状態になった人を元気になったと勘違いして、普通の生活をさせようとしてしまうかもしれません。また、本人も元気になったと思っていろんなことに意欲的に取り組むようになります。

 

しかし、これが危険で、躁状態を放置していると人間関係に亀裂が走るような言動をしてしまったり、借金を作ったり、怒りに任せて暴力を振るってしまったりということもあります。

 

双極性障害とは二つの両極端な症状が交互に現れる病気であるということを理解し、躁状態のときにも気を抜かないようにする必要があるのです。

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