双極性障害とヨガ
精神疾患では、適度な運動が推奨されることがあります。双極性障害も例外ではなく、体が許す限りは軽い運動をするのがおすすめです。
では、ヨガは双極性障害に良いのでしょうか。ここでは、双極性障害とヨガについて考えてみましょう。
ヨガは双極性障害に良いのか
双極性障害の躁状態であっても、うつ状態のときであっても、ヨガは非常におすすめできるエクササイズです。
どんな年齢の人でも取り組むことができますし、無理はする必要がないため、難しいポーズはそれに近いポーズをしていれば良いのです。
また、激しい運動ではありませんから、体への負担もそれほどではありません。運動不足だとか、運動が苦手な人でもできます。
双極性障害で療養中だという人は、ヨガに通えば毎日のタイムスケジュールに組み込むことができるので、生活リズムを保つのが容易になるでしょう。
ヨガのもたらす効果
ヨガはただの運動というわけではありません。それ以外にも、双極性障害や他の精神疾患に対して良い効果をもたらすことがあります。
それは、ヨガは瞑想だからです。ヨガをしている間は、何か考えずに、ひたすらそのポーズに集中します。頭を空っぽにして体を動かすため、その間は落ち着いていますし、不安になることもありません。
さらに、運動をすることで体調が整うため、双極性障害による身体症状が徐々に緩和されていきます。
ですから、ヨガを習慣化することは、双極性障害の人にとってはとても良いことなのです。
ただし、すべての双極性障害の人にこの効果が現れるというわけではありません。ヨガをやってみて、気に入らなければ、そういった効果は得られないでしょう。自分にヨガが合うのかどうか、ぜひ試してみてください。
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