双極性障害と独り言

双極性障害と独り言

双極性障害と独り言

周囲に独り言が多い人がいる場合、その人が精神疾患を患っているのではないかと思う人もいるかもしれません。精神疾患で独り言というと、統合失調症なんかがよく知られています。

 

それでは、双極性障害の場合でも独り言が多くなるという症状はあるのでしょうか。ここでは、双極性障害と独り言について掘り下げていきましょう。

 

双極性障害になると独り言は増えるのか

双極性障害で独り言が増えるという症状は、それほど広く知られているものではありません。しかし、双極性障害に限らず、精神疾患というものは、それぞれ症状の出方が異なりますから、双極性障害になってしまったことをきっかけに、独り言が増えるという人もいるでしょう。

 

例えば、躁状態にあるときに、どうしても考えていることを口に出してしまうというような人もいるでしょう。こういう場合は、双極性障害ではなかったころに比べると、独り言が増えているはずです。

 

双極性障害になって独り言が増えたら

双極性障害になったときに独り言が増えても、その独り言が正常なものなら、特に心配する必要はありません。例えば、現実に起きていることへのコメントだとか、今考えていることをつい口に出してしまった・・・というような場合なら、双極性障害の治療をし、快方に向かって行くことで、徐々におさまっていくでしょう。

 

少し気をつけなければならないのは、その独り言に妄想が入っている場合です。妄想が入っているという場合は、本人では自覚ができませんから、周囲の人が観察する必要があるでしょう。

 

妄想が入った独り言が増えたということなら、双極性障害ではなく、統合失調症などといった別の精神疾患である可能性があります。

 

突然独り言が増えたというときは、そういった病気である可能性も視野に入れて、医師に相談をしてみるようにしてください。

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