双極性障害と職場の理解
双極性障害の人が仕事を続けるというとき、職場で困ったことにならないように、周囲に協力をお願いすることが必要になるでしょう。
双極性障害でも仕事を続けることはできますが、症状がそれなりに出てくるという場合には、周囲に理解をしてもらっておかないと、人間関係上のトラブルになりかねません。
ここでは、双極性障害と職場の理解について掘り下げていきます。
職場にオープンにするべきか
双極性障害を職場にオープンにするべきかどうかは、状況や職場の雰囲気によるでしょう。
そういった精神疾患に理解があるような職場であれば、いっそオープンにしてしまえば、職場で協力をしてくれる人が確保できて、症状が強く出ている間も、うまく対応ができるかもしれません。
また、元々精神障害者を雇っているような職場では、そういうことについての意識が高いことが期待できます。
そのため、そういった場合には、職場の上司や同僚に協力や理解を仰いだ方が、本人も楽に仕事ができるはずです。
職場が理解をしてくれそうにもないとき
双極性障害とうまく付き合いながら仕事を続けるためには、職場での理解が必要不可欠です。
しかし、どうしても周囲に理解してもらえないということはあるでしょう。
そもそも精神疾患について偏見があるという人もまだまだいます。
たとえ、上司に診断書を見せたとしても、理解する気がない人にはよくわからないことしか書いておらず、あまり意味がないかもしれません。(もちろん、職場に診断書の提出を求められたら応じてください。)
ですから、職場が理解をしてくれないときに、あなたの症状が強く出ているという場合には、仕事をいったん辞めるほかないかもしれません。
そういった場合には、休職をするなり、気持ちに余裕が出てきたら、新しい仕事を探すなりしましょう。
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