双極性障害と在宅の仕事

双極性障害になると、外で働くことが困難になることがあります。その結果、休職をしたり退職をしたりするという人もいるでしょう。

しかし、外で働くのは無理でも、在宅の仕事なら・・・と思う人もいるのではないでしょうか。ここでは、双極性障害と在宅の仕事について考えてみましょう。

双極性障害でも在宅の仕事はできるのか

前述のとおり、双極性障害になると外で働くのが困難になるという人は少なくありません。自宅療養をし、治療に専念するという人も多くいます。

しかし、この間に金銭面での不安がつきまとうため、仕事をしたいと思うひともいるでしょう。中でも、在宅で仕事ができるような職種の人は、在宅で仕事をしたいと思うかもしれません。

双極性障害にかかっていて、自宅療養中だというときでも、自分のペースでできるような仕事なら、在宅で仕事をしても構わないでしょう。基本は在宅で、時々出勤があるというような場合だと、出勤日に具合が悪くて出勤できないということもあるかもしれませんから、おすすめできませんが、完全在宅ならそういった問題は出てきません。

在宅の仕事をするときに気をつけること

しかし、双極性障害で療養中に在宅の仕事をするという場合、気をつけなければならないことがあります。それは、症状が重いときには仕事をしないということです。無理をして仕事をしてしまうと、病状が悪化するおそれがあります。

あまり締め切りに追われるような仕事は避けたほうがいいかもしれません。

また、仕事を始める前に、主治医の先生に相談しておくということも重要です。もしも医師に反対された場合には、まだ在宅であっても仕事をするタイミングではありません。

それに加えて、休職中だと言う人は、仕事をすることが会社の規定に反していないかも調べておきましょう。

双極性障害と在宅の仕事