今、双極性障害で苦しんでいる方へ
プロフィール: E.Fさん、20歳女性、無職、治療期間約4年前〜現在
私は現在20才です。高校2年生の初めの頃、精神的な体調不良で人生で初めて心療内科へ行きました。そこでは始め『強迫性障害による鬱状態』と診断されました。
その頃は強迫症状があまりにも酷く学校には通えないどころか、普通の日常生活もまともに出来ませんでした。この頃の具体的な症状としては手洗いや意味の分からない行動をとったり、一番よく覚えているのは携帯電話を水洗いをして壊れることがありました。なのでもちろん、高校は単位を取ることが出来ず、2年生で中退となりました。
そして約一年半の間、専門の病院に通い普通の生活が出来るまでに治すことが出来、
同年代の子たちと同じ時期に新しく、専門学校に通い始めました。
しかし数か月が経ち、精神的に不安定になる時が多くなっていきました。
この時の状況としては、実家からではなく家族と離れての生活で親戚の家で下宿というような感じでした。そうなると徐々に学校を休む日が多くなり、結局また途中で専門学校を辞めてしまいました。
そして実家へ帰り以前にもお世話になったことのある病院(精神科です)へ行き、病院通いの生活になりました。でも病状は良くなるどころか、自分の将来の不安や
周りとの違いに焦ることなどのストレスや不安が重なりほとんど引きこもりの生活でした。
この時、初めて『双極性障害』と診断されました。
私自身この時は気分の浮き沈みも本当に激しかったです。気分が高い時は、
「自分はもう何でも出来る!」と思ったり、いきなり大掃除を始めたり…。
一方で気分が下がっている時は、「もう死んだ方がいい」とか「この先真っ暗だ…」と考えて
一日布団の中で泣いて過ごすという感じでした。
病院の先生や家族はアドバイスをくれたりするけど、私はいくら自分で気をつけても気分の浮き沈みはコントロール出来ませんでした。
唯一気をつけると言えば処方された薬をきちんと飲めるようにすることでした。
なので特別これといったことはしていません。
実際に今も完治はしておらず治療中といった形で、毎日薬を飲んでこの自分の心を支えています。
なのでこんな自分の言葉が誰かのアドバイスになるかは分かりませんが、
私も今、毎日毎日この病気の自分と闘っています。
私は、出来るならば夜は何も考えず心をオフにして寝て、朝はきちんと起きれたならば
太陽の光をたくさん浴びます。そして出来る限り、こんな自分を褒めてあげます。
そしたら嫌でもちゃんとこうして生きています。
だから同じような思いをしている人たちには、自分だけじゃないということを伝えたいです。
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