双極性障害での寛解とは
医療における「寛解」とは、完治とまではいかなくても、症状が治まり日常生活を送るのに支障がない程度にまで回復することを言います。
双極性障害でも、この寛解という言葉が使われますが、双極性障害における「寛解」とはどのような状態のことで、どうすればそういう状態になるのでしょうか。
双極性障害における寛解とは
双極性障害で寛解というと、症状が穏やかで、日常生活に支障がなく、社会復帰も可能な程度に症状が回復していることを指します。
そのため、寛解の状態になった患者さんは、仕事や学校に復帰したりということが可能になります。
寛解状態になったとしても、通院や服薬治療が必要な場合もあり、完治とは違うということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
双極性障害の治療を行うときに、目指すのは、この寛解の状態です。
どうすれば寛解できるか
双極性障害に苦しめられず、日常生活を送りたいというのは、すべての双極性障害の患者さんや周囲の方々が願うところでしょう。
それでは、どうすれば寛解へ近づくことができるのでしょうか。
まず重要なのは、信頼できる医師に出会い、ちゃんと治療を受けるということです。治療に真面目に取り組むことは、間違いなく寛解への近道になるでしょう。
また、カウンセリングを受けることも、重要です。
その他では自分で双極性障害についての知識をつけることも、人によってはいいかもしれません。いずれは必ず寛解状態になるときがくるという励ましにもなるかもしれません。
ときにはちょっとした散歩をしたり、いろんなものに感謝をしたりするのも、心の健康にはいいでしょう。
どうすれば寛解できるかと焦るよりは、必ずその日が来るので、あまり意識せずに治療を進めていく方が、ストレスがかからなくていいかもしれません。
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