双極性障害での減薬・断薬
双極性障害に限らず、精神疾患で多くの薬を飲んでいるという人は、減薬や断薬の可能性についても考えるでしょう。
双極性障害の治療では、寛解後も薬を続けることが多いのですが、減薬や断薬は可能なのでしょうか。
双極性障害で減薬や断薬はできる?
双極性障害に限らず、精神疾患で薬を服用している人は、その副作用に悩まされて薬を辞めたいと思うこともあるでしょう。また、社会復帰をするためには、薬を飲んでいるといつまでも病気が治らず、社会復帰がいつまでもできないのではないかと悩んでいることもありますよね。
共通して言えることは、自分だけの判断で減薬や断薬をしてはいけないということです。
必ず、医師と相談の上、減薬や断薬をする必要があります。なぜかというと、症状によっては本当に薬を止めるべきではない場合があるからです。
どうやって減薬や断薬をするのか
まず薬を複数飲んでいるという人は、突然断薬をするのではなく、減薬から始めましょう。
症状がひどい人では、今は減薬をする時期ではないかもしれません。
自分でも症状がそれなりに落ち着いていると感じるときに、治療を受けている病院で減薬や断薬の可能性について相談してみてください。
そのときに、減薬や断薬について頭ごなしに否定された場合には、他の病院で治療を受けることも考えてみましょう。そもそも最初から大量の薬を処方する場合も、もしもその薬の必要性について説明がもらえない場合は、病院を変えることを考えたほうがいいかもしれません。
どちらにしても、減薬には時間がかかります。最初は1日3錠だったものを2錠に変えて、それで体が慣れてきたら、また減らして・・・という風にゆっくり地道に行っていきましょう。
急な減薬は、逆に体に負担がかかり症状が悪化してしまう場合もあるので注意してください。
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