双極性障害で電気治療は行うか

双極性障害で電気治療は行うか

双極性障害で電気治療は行うか

精神疾患では、電気治療を行うということがあります。この事実を知らない人からすると、電気治療という言葉は怖いものに思うかもしれません。

 

では、双極性障害でも電気治療が行われることがあるのでしょうか。ここでは、双極性障害と電気治療についてご説明して行きます。

 

双極性障害でも電気治療が行われるのか

双極性障害で電気治療が行われる可能性があるかどうかというと、どなたにも必要なものではありませんが、電気治療が行われるということはあります。

 

これは、双極性障害の症状が本当に重度で、投薬してもなかなか効果がみられないという場合に用いられることが多いようです。

 

薬がきいたかどうかを判断するには時間がかかるため、1度の投薬で効かないからといって、電気治療に・・・ということは少ないでしょう。

 

また、この施設がない病院もありますし、電気治療だけの治療というのも行われず、薬物治療などとあわせて行うようになります。

 

電気治療とはどんなものか

電気治療は、正確には電気けいれん療法といいます。ECTと呼ばれることもあります。

 

これは、頭部に数秒間通電するという治療です。「電気治療」と聞いて想像するようなものとあまり違いはないでしょう。

 

「電気けいれん療法」とはいいますが、見た目にけいれんが起こるわけではありません。電気けいれん療法を行うときには、筋弛緩剤が使われるためです。

 

双極性障害の症状のために、自殺をしそうや人や、昏睡状態にあるというようなかなり重度の場合に有効だと考えられています。

 

治療は安全ではありますが、麻酔に拒否反応があったり、電気治療自体に強い不安感を感じるという場合には、この治療を行わないほうがいいかもしれません。

 

どちらにしても、医師の判断に任せることになります。

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