双極性障害は何科に行けばいい?
どんな人でも気分の波というものはありますが、躁状態とうつ状態という両極端な切り替わりを経験したとき、自分が双極性障害ではないかと疑いを持つことがあるでしょう。
もしも、自分や周囲の近しい人が双極性障害や他の精神疾患なのではないかと思った時は、何科に行くのが正しいのでしょうか。
双極性障害かもしれない時は何科に行くのか
自分や周囲の人が双極性障害、または他の精神疾患であることが疑われるときは、何科に行くとスムーズなのでしょう。
こういった精神疾患だと、特に迷うのが、心療内科と精神科のどちらかだという問題でしょう。
どちらも、心に関する病気を診てくれそうな診療科名をしていますよね。
先に答えを言ってしまうと、双極性障害などの精神疾患を疑う場合は、まず精神科に行きます。
心療内科とは、心身症というものを対象とした診療科です。心身症について詳しく説明はここではしませんが、簡単に言うと、心身症は心理的・社会的因子が影響して発症する身体の病気のことです。代表的なものには、胃潰瘍や胃炎などがあります。どちらも、ストレスが原因で発症する病気ですよね。
そういうわけで、精神疾患を疑う場合は精神科となるのです。
精神科だけで十分か
例えば、躁状態とうつ状態を繰り返すような症状というと、女性特有の月経前症候群というものかもしれません。普段はとても元気なのに、月経前になると気分が鬱々としてしまうということであれば、これである可能性もあります。
また、脳腫瘍など、脳になんらかの異常がある場合も、周囲から見ると双極性障害を疑ってしまうこともあるでしょう。
双極性障害かどうかは、病院で診断を受ければわかります。ですから、病院でどうも双極性障害ではないということになれば、別の診療科に行くことも考えましょう。
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