双極性障害とギャンブル依存

双極性障害とギャンブル依存

双極性障害とギャンブル依存

双極性障害の症状で問題になることの1つに金遣いの荒さがあります。

 

買い物依存症になったり、パチンコやギャンブルなどにハマってしまって借金を作ってしまったりというようなことは、しばしば見受けられるトラブルです。

 

これらは一般的に躁状態における症状だと思われていますよね。ここでは、双極性障害とギャンブル依存について説明していきます。

 

躁状態でのギャンブル依存

前述の通り、双極性障害の躁状態のときには買い物依存症になって、買い物をしまくったり、ギャンブルにハマってしまうということがよく起きます。

 

貯金もないのに、大きな買い物を突然してしまったり、キャッシングを繰り返したりというようなことは珍しくないのです。

 

もしもギャンブルにハマってしまったときには、依存症なのではないかというほどずっとギャンブルにお金を使ってしまいます。

 

たとえもうお金がないとわかっていても、自分を止められないのが躁状態のときの症状です。そのため、周囲が気づかぬうちにギャンブルで借金を負ってしまうということがよくあるのです。そして、うつ状態になったときにはじめて、本人もとんでもないことをしてしまったと気づきます。

 

うつ状態のギャンブル依存の可能性

ギャンブルにハマってしまうというのは、躁状態の人だけに限りません。うつ状態でもギャンブル依存になることがあります。むしろ「ギャンブル依存」という言葉はうつ状態のほうがしっくりくるかもしれません。躁状態では、精神的にギャンブルに依存しているわけではなく、歯止めが効かなくなっているだけだからです。

 

ちなみに、ギャンブル依存がうつ病の原因となることもあるようで、うつとギャンブル依存は密接な関わりがあるようです。

 

どちらにしても、ギャンブル依存症が続くと、多額の借金を抱えて大変な事になってしまいます。そんな状態になる前に、治療を受け始めることがとても重要なのです。

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