双極性障害を受け入れること
双極性障害である人の中には、自分が双極性障害であることをなかなか受け入れられず、治療を受けることに抵抗があるという人もいます。
治療を受けなければ、症状は治まりませんから、良いことではないですよね。
ここでは双極性障害であることを受け入れることについて考えてみましょう。
双極性障害を受け入れる
双極性障害は精神疾患です。この精神病だという点が、患者さんが病気を受け入れにくくなっている要因だと考えられます。
もともと精神疾患に否定的な考え方を持っていた方や、精神疾患にかかっている自分を恥ずかしいと思ってしまう方には、そういう人が多いでしょう。
しかし、近年うつ病などの精神疾患にかかってしまう人はとても多く、別に恥ずかしいことではありません。
むしろ、病気を受け入れずに放置して、さまざまなトラブルを起こしてしまうほうが、よほど自分に不利益なことでしょう。
ですから、病気を受け入れて、治療を受けるということはとても重要なことなのです。
ゆっくり受け入れていく
双極性障害に限らず、精神疾患を受け入れるというのは、患者さん本人にとっても、そのご家族にとっても難しいことです。
うつ病ならまだしも、双極性障害という病気は、聞きなれないこともあり、理解ができないという人は、なかなか理解するまで時間がかかるかもしれません。
しかし、病気を受け入れて向き合うということは、病気の治療にとても重要なことです。
医師とも話し合いをしながら、ゆっくり病気を理解し、周囲の方々と一緒に受け入れていけると、ベストです。
双極性障害は治療を受ければ、症状があまり出ないようなレベルにまで改善するということも、しっかりと意識して、治療にのぞむようにしましょう。
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