双極性障害とボランティア
双極性障害でも、特にうつ状態のときというのは、家の中にひきこもりがちになります。また、療養が必要で躁状態になったときにも、仕事や学校は休んでいるということもあるでしょう。
そんな双極性障害の治療中の期間に、ボランティア活動をしてもいいのでしょうか。ここでは、双極性障害とボランティア活動について考えてみましょう。
双極性障害でもボランティアはできるのか
双極性障害の治療をするために、休学や休職をしていたり、失業中だという人は、社会活動に参加をしていない状態です。この状態に不安を感じる人もいるでしょうし、躁状態になっているときだと、暇だと感じるかもしれません。
そんなときに参加したいボランティア活動があるなら、参加しても構わないでしょう。社会活動に参加することで、少しは不安も和らぐかもしれません。
また、生活リズムを正常に保つという意味でも、日中にあるボランティア活動に参加することは、とても良いことです。
ボランティア活動に参加するときの注意点
双極性障害の人がボランティア活動に参加することは、良い方向に進む場合もあるでしょう。しかし、双極性障害という疾患を患っているということで気をつけなければならないこともあります。
まずは、体調が悪いときには無理をしないということです。うつ状態のときは、身体症状もさまざまなものが現れることがあります。ボランティア活動に申し込んでいるからと、当日具合が悪くなったのに無理して参加するのはやめておきましょう。
また、事前に主治医の先生に相談してみることも必要です。躁状態であってもうつ状態であっても、そういった集団活動の場が向いていないときというのがあります。医師からストップがかかるようなら、ボランティア活動は先送りにしましょう。
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