双極性障害だとゴミ屋敷になるのか
双極性障害では、躁状態とうつ状態という時期を繰り返すようになります。躁状態のときには、異常なほどに活動的になり、さまざまなことに意欲的に取り組めるようになります。
ところが、うつ状態では何にもやる気を出すことができません。そのために、日常の必要な活動までままならないということもあります。
その結果、家をゴミ屋敷にしてしまう・・・なんてこともあるのでしょうか。
双極性障害で家がゴミ屋敷になることはあるのか
双極性障害を患っていると、必ず家がゴミ屋敷になるというわけではありません。うつ状態になっていても、家を普通程度に綺麗に保てる人はいるでしょう。
しかし、元々片付けるのが嫌いだという人の場合は、うつ状態のときには通常以上に片付けることに対して抵抗感を感じるようになるでしょう。
面倒だと感じて、全く掃除をしなくなるかもしれません。
その状態が長く続くと、どんどん家が汚れていきます。そして、同居する家族がいなければ、誰も代わりに片付けてくれないので、その状態は悪化していきます。
こういう場合、双極性障害のうつ状態の時期が長引けば、家がゴミ屋敷になるということは十分考えられます。
家をゴミ屋敷にしないためには
たとえ、元々片付けが苦手だといっても、双極性障害の症状のために、家がゴミ屋敷になるほど片付けができないという状況は異常だと言えるでしょう。
そうならないためには、どうすればいいのでしょうか。
まずは、そんな状況になるよりも先にちょっとずつでも毎日片付けておくということです。また、頼れる知り合いがいるなら、その人に片付けを一緒にしてもらうのもアリでしょう。
双極性障害の症状で片付けができなくなったのであれば、双極性障害が改善すれば徐々に片付けられるようになります。ですから、治療もしっかりと続けていくようにしましょう。
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