双極性障害と勉強
学生であっても双極性障害になってしまうという人はいるでしょう。学生の場合、勉強をすることが必要になりますが、双極性障害になっているときに勉強はできるのでしょうか。
ここでは、双極性障害と勉強について考えてみましょう。
学生が双極性障害になってしまった場合
若い方でも、双極性障害にはなる可能性があります。仕事をしているような社会人なら、双極性障害になって生活がままならないという場合は、休職をするという道がありますが、学生の方だとタイミング的に休学が難しいということもあるでしょう。
たとえば、受験前だとかいうときには、勉強をしなければなりません。期末試験の直前だとか、資格試験の直前だというときもそうでしょう。
こういった場合、勉強に打ち込むことが必要ですが、双極性障害の症状のために、勉強に身が入らないということもあります。
特にうつ状態のときには、何に対しても意欲が低下するため、勉強しようと思ってもなかなかとりかかれなかったり、長時間勉強し続けることが困難になるということもあります。
双極性障害でも勉強はするべきなのか
どうしても必要な場合は、双極性障害でも勉強をしなければならないでしょう。なるべく勉強に身が入るように、主治医の先生と話し合って治療を進めていく必要があります。
しかし、今勉強することが最優先ではないというような状況なら、勉強することはおやすみして、治療に専念するというのも手です。
とはいえ、双極性障害は長引くこともあるので、全く勉強をしないというのは、本人も不安を感じるかもしれません。そういう場合は、短時間ずつでもいいので進めていくといいでしょう。
そもそも健康的な人であっても、長時間本当に集中することはできません。短時間集中することを何度かした方が、効率はよくなるのです。
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