双極性障害と差別
双極性障害に限らず、精神疾患を患ってしまったという人は、それを公表することで、差別を受けてしまうのではないかと怖くなることもあるかもしれません。
差別や偏見が怖くてオープンにできないと、生活上困ることもありますよね。
ここでは、双極性障害と差別について考えてみましょう。
双極性障害だと差別されることがあるのか
双極性障害というよりも、精神疾患を患っているということで、差別されたり偏見の目で見られたりということはあるかもしれません。
世の中には、そういったことに理解を示せないタイプの人も存在しているからです。
特に、若い頃だとそういう人も多いかもしれません。
しかし、別にこれは精神疾患に限ったことだけではなく、差別というのはどういう場合にでも存在します。例えば、家が貧乏だということで差別をされることもありますし、職業で差別されることもありますし、人種で差別されることもありますよね。
精神疾患で差別されるのも、こういう類のものと同じことです。むしろ、双極性障害だから差別されるかもしれないと思っているあなた自身が、双極性障害を差別的な目で見ているのかもしれません。
差別が怖くて病気を公にできない
精神疾患に対する差別的な目が怖くて病気を公にできないというのは、患者さん本人にとって不利益しかありません。
なぜなら、差別的な考えを持っている人が存在するのは事実ですが、ほとんどの人はそうではないからです。むしろ、理解できない行動が、病気のためだったとわかれば安心するのが本当のところです。
ですから、差別が怖くて病気を隠すというのは、より状況を困難にしてしまうのです。
一部の差別的な目は気にせず、協力的な人、理解を示してくれる人との関係性を大事にしましょう。
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