双極性障害と学校生活
学生の人が双極性障害になってしまうというケースもありますよね。
学生だと、社会人よりは問題が少ないと思うかもしれませんが、もちろん学生でも双極性障害に悩まされるシーンはたくさんあります。
ここでは、双極性障害と学校生活について考えてみましょう。
双極性障害で学校生活は送れるのか
たとえ双極性障害になっていたとしても、治療をしていく上で、なんとかコントロールが出来ているのであれば、学校に行き続けることは可能です。
学生であれば、トラブルを起こしても、お客さんがいたりするわけではありませんから、会社で働いているよりは社会生活を続けやすいとも言えるでしょう。
だからと言って、決して社会人より楽なわけではありません。社会人に比べると、再就職や収入について悩むことは少ないものの、生活のしづらさは共通しています。
それに、やはり学校生活が送れないというほど症状が深刻な場合もあり、そうなると休学などの必要性もでてくるでしょう。
休学をしてしまうと、同級生たちよりも卒業が遅れ、孤独や劣等感を感じてしまうかもしれません。
そういった点については、学生も社会人も変わらないのです。
双極性障害でもうまく学校生活を送るには
症状がひどすぎて、どうにも外に出ることが難しいというような場合を除き、双極性障害の学生さんはそのまま学校に行き続けるということは少なくありません。
それでは、うまく学校生活を続けるにはどうしたらいいのでしょうか。
1つは学校内に協力者をつくることです。特に担任の先生が存在する高校生などでしたら、担任の先生の理解は必要不可欠です。
また、周囲のクラスメートなどにも、全員というわけではありませんが、理解を求めることが必要でしょう。
周囲が理解することで、ずっと学校で過ごすことが容易になり、治療をしながら学校に通いつづけることが可能になるのです。
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