双極性障害と悪口

双極性障害と悪口

双極性障害と悪口

双極性障害になると、それまでの自分とは全く違う言動をしていることに気づくことがあるでしょう。それにはさまざまなものが考えられますが、人の悪口を言うようになったというのも、実はその1つなのです。

 

双極性障害で悪口を言うようになるというのはどういうことなのでしょうか。

 

双極性障害で悪口を言うようになる?

前述のとおり、双極性障害になると、普段人の悪口なんていうことがなかった人が、突然人の悪口ばかりを口にするようになるということも起こり得ます。

 

これは、双極性障害の躁状態の症状が関わっているのです。躁状態では、周囲の考えることや、その場の空気などを考えずに、衝動的に発言をするようになってしまいます。

 

また、多幸感に満ち溢れてはいますが、怒りっぽくもなるため、些細なことに苛立ってしまうこともあります。

 

その結果、その苛立ちをそのまま口にしてしまい、人の悪口が止まらないという状態に陥ってしまうという人もいるのです。

 

双極性障害で悪口を言ってしまうと・・・

双極性障害の症状のために悪口が多くなると、人が離れていってしまいます。悪口は誰でも言うものですが、常に悪口ばかり言っている人とは、あまり仲良くなりたいとは誰も思わないものです。

 

ただの顔見知りという程度の人が離れていくのはそれほど困らないかもしれません。しかし、仲の良い友達まで離れていってしまうとなると、深刻な問題ですよね。

 

ですから、悪口が止まらないと思った時点で、主治医に相談するようにしてください。躁状態をうまく抑えられていないのであれば、治療方法を変える等の対策をうってくれるでしょう。

 

また、周囲の親しい人には、双極性障害について説明しておくと、多少は寛容になってもらえるのではないでしょうか。

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