双極性障害の人の一人暮らし

双極性障害の人の一人暮らし

双極性障害の人の一人暮らし

一人暮らしをしている人が双極性障害になってしまったら、実家に帰らなければならないと考えるかもしれません。ですが、実際には何らかの事情で実家には帰れなかったり、帰りたくないという人もいますよね。

 

ここでは、双極性障害の人が一人暮らしをすることについて考えてみましょう。

 

双極性障害で一人暮らしはできるのか

双極性障害になってしまったとしても、一人暮らしを続けていくことは可能です。ただし、現実的な条件があります。それは、一人暮らしが可能な収入があり、双極性障害の症状が出ている時でも、生活に関する家事などができるということです。

 

病気が原因で仕事ができなくなってしまっている場合は、ほかに収入がなければ一人暮らしは難しいでしょう。

 

また、例えばうつ状態のときの症状がひどくて、うつ状態になると食事をしなくなったり、掃除ができなくなったりするという場合も、一人暮らしは危険です。

 

そういう問題がないのであれば、一人暮らしをすること自体は問題ありません。

 

一人暮らしをする上での問題

双極性障害でも一人暮らしは可能ですが、誰かと住んでいるときと比べて大変なことはいくつかあります。

 

たとえば、症状がひどくなってしまっても、簡単に仕事を辞められないということです。仕送りなどがもらえるなら別ですが、傷病手当などだけでは暮らしていくのは困難です。

 

また、具合が悪い時に、家事をしてくれたり、世話をしてくれるという人もいません。近くに家族が住んでいるなら問題ないかもしれませんが、そうではない場合はこれも問題でしょう。

 

孤独を感じやすいというのも、マイナスポイントです。

 

ただし、一人暮らしをすると、家族と揉めたりすることはありませんし、基本的に自由に生活できます。特に家族が双極性障害について理解をしてくれないようなら、一人暮らしをしていた方が、病気を早く治すためには良いのかもしれません。

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