双極性障害:気分循環性障害とは
双極性障害と一言で言っても、症状によってタイプ別に細かくわかれています。
それには、「双極I型障害」、「双極II型障害」、「気分循環性障害」というものがあります。
前者2つは、聞いただけで双極性障害だとわかりそうなものですが、気分循環性障害とはいったいどんなものなのでしょうか。
ここでは、双極性障害のタイプのひとつである気分循環性障害についてご紹介します。
気分循環性障害とは
気分循環性障害は、双極性障害の中でも比較的軽度な双極性障害だと言えるかもしれません。
気分の波はあるものの、軽いうつと軽い躁状態を繰り返すといった症状です。双極II型では、うつ状態はしっかりとあるものの、躁状態が軽躁であるというような症状ですが、気分循環性障害は、うつ状態も他の双極性障害のタイプよりも軽くなっています。
気分循環性障害では、通院や治療は必要になりますが、入院をしたり休職をしたりというような必要性があることはありません。
ただし、症状が進行すると双極II型の診断を受けるようになることが多く、症状が軽いからといって何もしなくていいわけではありません。
気分循環性障害を進行させないために
前述で少し触れたように、気分循環性障害が進行してしまうと、双極II型障害など、他のタイプに移行してしまいます。
ですから、気分循環性障害の間に双極性障害であることに気づけるということは、幸運なのかもしれません。この段階であれば、治療でも強い薬を使う必要がないことがほとんどですし、カウンセリングなどを受けるだけで、社会生活を続けていけます。
ただし、まったく治療を受けないということは、あまりおすすめできません。気分循環性障害の程度であっても、やはり何もない人よりも苦労することは多いですし、そのために症状の悪化の可能性が考えられるためです。
スポンサーリンク
関連ページ
- 急速交代型
- 混合状態
- うつ状態
- 記憶力低下
- 軽度
- 再発
- 睡眠障害
- 注意力散漫
- 知能低下
- 克服
- 子供
- イライラするときの対処法
- 気分障害(感情障害)
- きっかけ
- キレるとき
- 周期=サイクルについて
- 倦怠感や疲労感
- 起こりやすいトラブル
- めまいの症状
- やる気に波がある
- リストカットなどの自傷行為
- 悪化する原因
- 安定することがあるのか
- 下痢
- 過食と拒食
- 回復期
- 気分の波
- 急性期
- よく泣くのか
- 苦しみ
- 幻覚や幻聴
- 攻撃性
- 耳鳴り
- 自覚できるのか
- 寂しい時
- 女性の特徴
- 寝たきりになることはあるのか
- 性差
- 早朝覚醒
- 痩せるのか
- 太る場合
- 昼夜逆転してしまったときは
- 吐き気
- 怒りっぽいのか
- 頭痛
- 動悸
- 独り言
- 日内変動
- 認知機能
- 脳が萎縮するのか
- 発作
- 疲労感
- 被害妄想
- 表情
- 不安感
- 眠気
- 落ち着かないとき
- 躁状態
- むくみ
- 頑張れない時
- 共依存
- 見捨てられ不安があるのか
- 元気なとき
- 罪悪感
- 残遺症状
- 絶望感
- 前駆症状
- 前兆はあるのか