双極性障害と動悸

双極性障害と動悸

双極性障害と動悸

双極性障害では、しばしば精神的な症状だけではなく、身体的な症状もみられます。身体的な症状にも、さまざまなものがあり、どんな症状であるかも個人差があります。

 

それでは、精神障害でよくみられる「動悸」という症状は、双極性障害でもみられるものなのでしょうか。ここでは、双極性障害と動悸について考えてみましょう。

 

双極性障害で動悸の症状は出るのか

さまざまな精神疾患の症状として知られている動悸ですが、双極性障害の場合でも動悸が起こることがあります。特に、うつ状態にあるときは、動悸の症状を不安感とともに感じるという人も多いでしょう。

 

うつ病でもよくみられる動悸ですが、双極性障害のうつ状態の症状は、うつ病の症状と同様ですから、うつ病と同じく動悸があるようです。

 

また、双極性障害の影響で自律神経が乱れていると、心拍数などのコントロールもうまくできずに、動悸が起こるということがあります。

 

双極性障害の時に動悸を感じたら

双極性障害にかかっている人が動悸を感じた場合、その動悸は双極性障害による症状だと思ってしまうかもしれません。しかし、動悸がするという症状は、心臓に関わるような重大な病気である可能性もあるので、まずは双極性障害でかかっている病院で相談するか、もしくは動悸の症状で循環器内科など心臓関連の診療科でみてもらうのもいいでしょう。

 

心臓に異常がないということなら、双極性障害による症状だと思っていいでしょう。

 

ただし、動悸がするという場合、頭痛などのように薬で抑えるのは難しいところがあります。その動悸で死に至るようなことはありませんから、安心して安静にして動悸が収まるのを待ちましょう。

 

規則正しい生活を送り続けることで、自律神経が安定し、動悸の症状が軽くなることもあります。

 

また、双極性障害自体が快方に向かえば、動悸の症状も緩和していくでしょう。

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