双極性障害の再発
双極性障害は治せる
うつ状態と躁状態を繰り返して、明日の状態もわからない。双極性障害はそんな不安とずっとつき合わなければならない病気です。周囲のひとびとへ迷惑をかけたり、薬の副作用に苦しんだりします。しかし双極性障害はちゃんと治療を続ければ治る病気です。苦しみが永遠に続くわけではないのです。
双極性障害の再発
双極性障害はちゃんと治る病気です。しかし再発率が高い病気でもあります。再発率はなんと90%にもなり、さまざまなきっかけで再発します。
再発の原因
再発する場合、もっとも多いのが薬を飲むのをやめてしまうことです。双極性障害の治癒とは、病気の症状を薬で抑えることができた状態をいいます。多くの患者はそうやって抑えることができたので、もう薬は必要ないと考え、飲むのをやめてしまうのです。これは大きな間違いです。
病気のサイクルが軽い状態の時ほど、そう考える傾向が多いようです。副作用もあるため薬をやめてしまいたい心理もあって、これが再発率高さの原因になってしまいます。そして、躁状態やうつ状態の徴候が再び強くなっていきます。
再発した場合
双極性障害が再発した場合、病気は前より悪化します。躁状態とうつ状態のサイクルが短くなり、周囲への混乱を振りまいてしまいます。いったん治癒したと考えられているだけに、周囲との関係性を破壊してしまうことに至る場合もあります。
再発を防止するためには
再発を防止するためには、患者自身が病をもっと積極的にコントロールしようという姿勢が大事です。決められた薬をちゃんと飲み、自分の精神状態に注意を傾け、躁状態やうつ状態に対応できるように準備を行っておきます。再発率が高い双極性障害ですが、自分からしっかり向き合い寛解すれば20年や30年でも再発を防ぐことができるのです。
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