双極性障害と疲労感

双極性障害と疲労感

双極性障害と疲労感

疲労感というのは、双極性障害やうつ病でしばしばみられる症状です。この疲労感のために、日常生活をうまく送れず、悩んでいるという人も少なくありません。

 

双極性障害で疲労感を感じる場合とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、双極性障害と疲労感について考えてみましょう。

 

双極性障害で疲労感を感じる時とは

双極性障害とは、気分が高揚しっぱなしの躁状態と、気分がつねに落ち込んでいるうつ状態を繰り返すという精神疾患です。

 

躁状態のときは、なんでも意欲的に取り組め疲労などを感じることも稀です。ですから、躁状態の時期に、疲労感を感じるという人はあまりいないでしょう。

 

もちろん、1日中意欲的に活動したあとなら、体の疲れを感じるかもしれませんが、慢性的なものではないはずです。

 

一方で、うつ状態の場合だと、この疲労感を感じやすく、起き上がるのが苦しいほどになるという人もいます。たくさん寝ても疲労感がなくならずに、とても辛い思いをしている人もいるでしょう。

 

双極性障害で疲労感を感じたら

双極性障害にかかっている人が疲労感を感じたときは、どうすればいいのでしょうか。

 

疲労感が、1、2日程度でおさまるようなら、一時的に動きすぎたり、季節の変わり目などに影響されて疲労感を感じていたのだと考えられます。

 

しかし、疲労感が感じるという場合は、一度主治医の先生に相談してみましょう。薬の影響なども考えられますから、その時点である程度解決する可能性も考えられます。

 

疲労感があってつらいというときは、無理に動く必要はありません。少しでも元気になりたいという場合は、ビタミンCをとったり日光浴をしてみましょう。そうすることで、疲労感が緩和される場合もあります。

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